脳、神経の病気
熱性痙攣(けいれん)
熱性痙攣(けいれん)は、発熱時に起こる痙攣(けいれん)で、
突然、白目をむき、意識がなくなり、体を反らせ痙攣(けいれん)を起こしますが、決して珍しくはありません。
熱性痙攣(けいれん)の対処法
- まずは、慌てずにどんな痙攣(けいれん)かをしっかり観察し、時間も確認しておきましょう。
- 衣服を緩めて、吐き出したものによる窒息を防ぐために、顔を横にむけ、熱を測りましょう。
- 熱性痙攣(けいれん)なら、左右の手足が同じように硬直しますが、その状態は数分でおさまり、その後眠りにつきます。目が覚めると、普段と変わらない状態になるので、様子を見ましょう。
このような場合はすぐに病院へ
- はじめて痙攣(けいれん)を起こした時
- 痙攣(けいれん)が10分以上続く時
- 手足の硬直が左右同じでない時
- 身体の一部だけに痙攣(けいれん)が起こる時
- 痙攣(けいれん)後、睡眠から目覚めた際に、体の一部に麻痺(まひ)が残っている時
- 1回痙攣(けいれん)がおさまっても、またすぐに再発した時
- 熱がないのに痙攣(けいれん)を起こした時
憤怒痙攣(けいれん)
憤怒痙攣(けいれん)は、「泣き入りひきつけ」と呼ばれている痙攣(けいれん)で、激しく泣いた時などに、突然息を止めて痙攣(けいれん)し、顔色が悪くなり、意識を失います。憤怒痙攣(けいれん)は自然におさまりますが、他の病気の心配もありますので、一度受診しましょう。
てんかん
てんかんは、脳細胞の電気信号が瞬間的に過度に伝達されることで、脳の興奮状態が発作的に繰り返されることを言います。小児てんかんは、薬の服用で思春期までに治ることがほとんどです。
てんかんの症状
一番大きな症状は、痙攣(けいれん)を起こすことですが、
一瞬だけ意識を失ったり、変な行動をしたりするなどの症状が見られることもあります。また、赤ちゃんが何度もうなずくような動作を、数秒ですが、1日の間に何度もすることを「点頭てんかん」と言います。
この点頭てんかんには、てんかんを引き起こす原因となる病気が隠れている可能性があるので、医師に相談しましょう。
てんかんのケアポイント
- 生活リズムを整え、睡眠不足にならないようにさせましょう。
- 急に意識を失ってしまうことがあるため、必ず保護者は目を離さないようにしましょう。
- 細菌性の場合は、高熱がでてから3日以内に治療をしないと、命に関わることもあるので、できるだけ早く病院へ行きましょう。
髄膜炎
髄膜とは脳と脊髄を包む膜のことで、
髄膜炎は、その髄膜にウィルスや細菌などが感染し、炎症を起こす病気です。
ほとんどの場合、風邪やおたふく風邪などの感染とともに起こります。
髄膜炎の症状
- 高熱
- 嘔吐
- 機嫌が悪い
- 食欲がない
- 常に眠たそう
- おむつ替えの際、足を持ち上げると嫌がる