感染症
風疹(ふうしん)
風疹(ふうしん)は、風疹ウィルスが咳やくしゃみなどから感染し、2~3週間の潜伏期間を経て発症する病気です。
予防接種は、現在1~3才までの間に受けることがすすめられています。
風疹(ふうしん)の症状
急に発熱し、同時に小さな赤い発疹(ほっしん)が首から始まって全身に広がります。
耳の後ろのリンパ節が腫れたり、軽い咳や喉の痛みがあることもあります。
また、感染しても発病しない場合もあります。
風疹(ふうしん)のケアポイント
- 発疹(ほっしん)の出る数日前から、発症後5日間くらいまでは、人に感染しやすいため、注意しましょう。
- 脱水症状を防ぐために、こまめに水分補給をしてあげましょう。
- 室温を一定に保ちましょう。
- かゆがる場合は、冷たいタオルで患部を冷やしてあげましょう。
- 手の爪を短く切ってあげましょう。
はしか
はしかは感染力が強い、重い病気です。
11日前後の潜伏期間があり、
気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎などと合併症を起こす恐れのある病気です。
予防接種は1才を過ぎたら、なるべく早く受けましょう。
はしかの症状
最初は風邪のような症状から始まり、
その状態が3~4日続いた後、頬の内側の粘膜にコプリック班と呼ばれる、
周囲が赤くなった白いブツブツがでてきます。
コプリック班の出現に1日遅れ、紅班と呼ばれる赤い発疹(ほっしん)がでてきます。
発疹(ほっしん)は、耳の後ろや首、顔などから全身に広がり、
さらに発疹同士がくっつくことで盛り上がり、高熱が続きます。
はしかのケアポイント
- おうちで安静にさせましょう。
- 換気を十分にしましょう。
- 熱が高い場合は、頭を冷やしてあげましょう。
- 脱水症状を防ぐために、こまめに水分補給をしてあげましょう。
- 薄着してあげましょう。
- 室温を一定に保ちましょう。
- 熱がなくなるまで入浴は控えましょう。
- 口当たりがよく、消化の良いものを食べさせてあげましょう。
おたふくかぜ
おたふくかぜは、ムンプスウィルスが咳やくしゃみなどから感染し、2~3週間の潜伏期間を経て発症する病気です。春から夏にかけて多く見られ、学童期に多い病気です。予防接種は1才を過ぎてから受けることが可能です(任意接種)。
おたふくかぜの症状
耳の下、ひどい場合は顎(あご)の下まで腫れ、
高熱、頭痛、嘔吐などを伴う場合もあります。
多くは両側の耳の下が腫れますが、最後まで片方しか腫れない場合もあります。
また、ごくまれに髄膜炎などの合併症を起こす恐れもあります。
おたふくかぜのケアポイント
- おうちで安静にさせましょう。
- 耳の下が腫れてくる数日前から、発症後10日間くらいまでは、人に感染しやすいため、注意しましょう。
- 口当たりがよく、消化の良いものを食べさせてあげましょう。
伝染性紅班(りんご病)
伝染性紅班(りんご病)は、ヒトパルボウイルスの感染によって起こる、
春先に幼稚園児や小学生の子どもの間で流行する病気です。
伝染性紅班(りんご病)の症状
主な症状は発疹(ほっしん)です。両側の頬がりんごのように赤く、少し盛り上がります。
数日すると、腕や足の外側にも発疹(ほっしん)があらわれ、徐々に網状に広がり、
1週間ほどでひいていきます。
軽いかゆみや痛み、ほてりを感じる場合があります。
熱は微熱程度ですが、受診して医師の指示に従いましょう。
伝染性紅班(りんご病)のケアポイント
- 直射日光は避け、おうちの中で静かに安静にさせましょう。
- 妊婦さん(妊娠12~20週)に感染しないように気をつけましょう。
咽頭結膜炎(プール熱)
咽頭結膜炎(プール熱)は風邪の一種で、便、唾液、目ヤニなどに存在するアデノウィルスが、プールなどの水を介して感染し、5~7日の潜伏期間を経て発症する病気です。幼稚園児、学童児に多い病気です。
咽頭結膜炎(プール熱)の症状
主な症状は、喉の痛み、目の充血、目ヤニ、38度以上の発熱ですが、咳や鼻水、下痢、首のリンパ節の腫れなどを伴うこともあります。
1週間前後で症状は治まりますが、症状が消えた後も2週間ほどは、ウィルスが残ります。
咽頭結膜炎(プール熱)の予防策
- 流行期には人ごみを避ける。
- タオルの共用を避ける。
- プールから上がったときは、十分にシャワーと洗眼をする。
咽頭結膜炎(プール熱)のケアポイント
喉の痛みがありますが、水分補給はしっかりとしましょう。
溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)
溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)は、溶連菌(レンサ球菌)がくしゃみや唾液などから喉に感染し、2~3日の潜伏期間を経て発症する病気です。幼稚園児、学童児に多い病気です。
溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)の症状
最初は発熱など風邪や扁桃腺(へんとうせん)と似た症状ですが、
その後、全身に赤い発疹(ほっしん)が広がり、舌がイチゴのように赤くなります。
※口の周りだけが赤くならないのが特徴。また、治ってから2、3週間後にリウマチ熱、急性腎炎、アレルギー性紫斑病などの合併症を起こす恐れがあります。
溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)のケアポイント
脱水症状を防ぐために、こまめに水分補給をしてあげましょう。
口当たりがよく、消化の良いものを食べさせてあげましょう。
手の爪を短く切ってあげましょう。
大人も感染しますため、同じような症状がでた場合は、早めに受診しましょう。