子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)
子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)になると、月経異常(過多月経、月経困難、遷延性月経)、貧血、おりものの増加、下腹部の痛み、便秘、不妊、自然流産などが起こる可能性があります。もっとも可能性の高いのが過多月経で、貧血、めまい、だるさ、動悸といった症状が出たりします。子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)の種類には以下に挙げるようなものがあります。
漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)
子宮の外側に飛び出すようにできる筋腫です。自覚症状がなく、妊娠にはあまり影響はありません。
筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)
子宮壁の中にできる筋腫です。子宮の内側に向かって大きくなると、妊娠に影響があることもあります。
粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)
子宮の内側に突き出すようにできる筋腫です。子宮の内側にしこりができるため、妊娠に影響があることもあります。
子宮頸部筋腫(しきゅうけいぶきんしゅ)
子宮から膣へとつながる部分(子宮頸部:子宮の約3分の1を占める)にできる筋腫です。発生率は少ないですが、出産に影響があることもあります。
子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)は必ずしも治療が必要というわけではありません。多くの患者さんは治療を特に施さずに経過を観察しています。多くの場合、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)が妊娠の経過に影響を与えることはありません。また、治療と言っても、手術ばかりではありません。手術をしなければならないのはごくわずかです。